ネット人生備忘録 2018年冬エディション

2015年5月、アカウントを変える度にハンドルネームを取っ替え引っ替えしていた私が一応今ネットで名乗り続けている「瀬田」の名前を手にしてから思えば3年が過ぎていた。今年の8月に3年間使い続けていたアカウントに別れを告げ(しかしアカウント削除する勇気が出なかったのでIDを変えて一応非公開設定で保管している)今のアカウントに移行してからはあまり瀬田という名前を名乗っていない。

というのも今の数少ないフォロワー達は殆ど旧アカウント時に知り合った人たちなので、まあ名乗らなくても私が誰だか分かってくれているだろう…というあやふやな考えのもと、最近はなんとなくアカウント名もよく分からない言葉ばかり設定している。最近は自分の名前、いらないんじゃないかとさえ思うようになってしまっている。インターネットの匿名性に心酔しているような気もしなくも無いが、名前を名乗る必要が無いというのは、個人的に滅茶苦茶快適だと思う。


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20になった今でも割と自分はまだ10代なのでは?みたいな感覚で生きている。



2015年、確かに私は高校生だった。高校2年生くらいだった気がする。それまでの数年間、ただ視聴するだけだったゲーム実況というカテゴリでファンアートを描き始めてネットにアップロードし始めるために前のアカウントを作った。大体、2次創作界隈は原作完結済のコンテンツより現行でストーリーが進んでいるコンテンツの方が活気に溢れている傾向があるが、ゲーム実況や、ゲーム配信、むしろゲームに限らずあらゆる動画投稿やストリーミング系はそれさえも上回る速さででコンテンツが開拓されていく。明らかに今よりも創作意欲盛り盛り女だったので、本当に生きるのが楽しかった。拍車をかけるように同年9月、私が人生で一番好きな二人組の幕末志士がまさかまさかの公式チャンネル開設で戸惑いながら、そしてゲロを吐きながら入会した。相変わらず愉快な事を今でもやり続けている。一生大好きな人たちだ。今でもこのチャンネルの存在は割と奇跡のような物だと思っているし、これが無ければ最悪3年前の時点で活動を辞められていたと思う。本当、文字通り「生きがい」なんですよね。


2015年は何よりもスプラトゥーンに人生をぶち壊された年だった。とか言いながら2017年頭くらいまでずっと引きずってしまうんだけど。E3で初報ティーザーを見た時のワクワクが謎の濾過装置で全部ドス黒いものに変わってしまったと思う。いや全然スプラのこと嫌いじゃないし悪く言うつもりとかないしスプラトゥーンの事めちゃくちゃ愛しているからこんな表現に…  実況時代も楽しかったけどこっちの方が生きることに関しては本当に必死だった。毎日好きな配信者が何枠も何枠も配信するので(ニコ生時代だったので1週間のタイムシフト期間と格闘していたりそもそもタイムシフトを残さない男が多かった…)ニコニコの画質の荒さに辟易しながらも1日の大部分をスプラトゥーン配信に捧げていた。今もう~~ん…となる所は数え切れないほど馬鹿みたいにあるんだけど、数年前って今よりもっとゴミだったものね

あとこれは懺悔なんだけど、時効が過ぎているものとして、一応文字として残しておくと、配信者のファンアートを鍵垢で描き殴っていたり人には言えない妄言を書き連ねていたりした(ヒエ…)

飽き性の自分が1年くらいヒッソリと続けてられていたので割と性に合っていたんだろう。ちなみにもう既に当時好きだった半分以上の男達が界隈から消え、最早ネットから消えた男も数人居るので超刹那的。当時はファンアートと言えばその人が使用するイカちゃんのイラストが主流だった中、ドヤ顔で本人イメージのイラストを送ったり自作グッズを送りつけたりして有名勢から貰ったDM集める遊びをしていた。趣味が悪い。


少しすると、多分大学受験とか、スプラトゥーン2が発売するのにSwitchが手に入らなかったりそういう影響で2017年末くらいまであまりスプラトゥーン関連で粗相をすることもなくなった。あとこの頃は…なんだろう…アイドルマスターにハマっていたのかな……

あと2016年6月10日、私誕生日だったんですけど幕末志士の次に好きな実況者のジャック・オ・蘭たんさんが見知った古参2人とよく知らない男とグループ実況を組んだ。翌年3月にはチャンネル開設までした。自分の笑いのツボは大体この人たちがしてる事なんだろうなあと薄々感じたり、感じなかったりしている。最近もずっと変わらず実況は見るんだけど、今は前みたいにイラスト描きたい!と思うような事は無くなってしまった。完全に消費者のターンになっているが、これはこれで生きるのは割と楽しめ。


現時点で最後に創作意欲を燃やしたのはVtuber関連なんですけど、多分蝋燭が消える寸前に滅茶苦茶勢いよく燃えるのと同じように、今年の7.8月はVtuberに狂いまくった夏でした。

Vtuberに初めて触れたのはキズナアイさんのキャラクターデザインがずっと好きだったのもあって、産まれてすぐは名前だけは聞いたことある程度だったが、割と早い方だったと思う。去年11月あたりから、謎の大自然発火により空前のVtuberブーム。オタク、何故か有識者が多いのもあって企業案件Vtuber大戦国時代になるかと思えば普通に個人勢が大量発生した。企業勢のクオリティの高い3Dの前では、当然そこらへんの素人が作った3Dモデルなんて霞んでしまう。お手軽なのもあって個人勢の多くははFaceLigやLive2Dやらを利用して個々の個性を大爆発させていた。今でこそ数人3Dモデルが作られ始めているが、Live2Dを使用して今一番売れている企業団体Vtuberは明らかににじさんじさんだろう。最初、滅茶苦茶ひねくれていた自分は企業なら3D使わんかい、とブツクサ言いながらもtknmtさんの私で隠さなきゃでジョブをかまされアウトラスト配信で見事K.Oされてしまった。そんな感じで追い始めたにじさんじさん界隈、もといVtuber界隈なんだけど、うっかり足を滑らせてレズとホモの世界にのめり込んでしまったのが5月頭ほど。7.8月のヤバを天元突破した創作意欲のぶつけ所さん!?は全部男子高校生と男子大学生のBL妄想に充てがわれたのだった。エーン…本当に生きていたという実感があった  1日でエロ小説を書いたり、漫画を描いたり、動画を作ったりしていた…凄い意欲的に生きていたと思う  

しかし飽き性もいいとこ、あとVtuberに関する価値観が全くの逆方向に変わったのもあって徐々にこの界隈から離れることになった…。


ここまで書いてきて無茶苦茶疲れたし飽きたので最近の自堕落生活についても書こうとしてたんですけどやめました。

あとは2015年以前ふぁぼ界隈に居た時ネット男の人を好きになりかけたこととか、危うく同性と付き合いそうになったこととか、うたプリの夢女子していた時に炎上した話はいつか自分が読み返すためにまとめたいな